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閉鎖した世界。
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02 , 11
自分とこでも何か書いた方がいいんじゃないかと感じる今日この頃。
そういや閃ちゃんにもリクエストされてたし、そろそろ書いてみますかのう。
ブランク長いんでまとまらない気もするのだけど、気ままにやっていきます。



◇REPLAYED◇

(1)

 彼女に指示されるまま、僕はテーブル上のボールペンを取り、必要事項を記入していく。はて、郵便番号の最初は152だったか、153だったか。普段使わない記憶ほど引き出すのは大変で、さらにどうでもいい記憶ほどしっかり焼きついていたりする。
(黒……レース……そして、肌の白)
 そんなことを考えているから、住所の欄で目黒だか目白だかもわからなくなる。あれ、ホントにどっちだったか。
「黒でしたっけ、白でしたっけ」
「黒じゃなくて?」
「ああ、そうでした、そうでした。確認してもいいですか?」
「は?」
 うっかりボールペンを床に落とす僕。これは事故、そう人為的な事故なのだ。
「……何を、してるんですか」
「ええと、黒か白かの確認を」
 足が来た。黒のハイヒールが、つま先からすごい勢いで。
「黒でしたね?」
「はい、黒でした」
 額が痛いが、コメディ風にゴロゴロ転げまわったりはしない。いや、ホントは「ノオォォォッ!!」とか叫んでみたかったのだけど、彼女のメガネ越しに来る視線がそれを許してくれそうもなかった。
「いいですね?」
「はい」
 何も良くはないんだけれど、いい。
 いいと言うしかない。
 いいよ、もう。
「では、改めてお名前の確認を。涼宮孝一さん、でよろしいですね?」
 僕は頷く。
「これから貴方の生活をサポートする”サイン”と申します。以後、よろしくお願いしますね」
「……生活サポート? え、あなたメイドさんだったんですか?」
 どうみても銀行とかで見るような事務員だ。ワイシャツの白と紺のスカートが特徴的で、鋭角なメガネがいかにも「出来る女」っぽさを引き立てている。
「なるほど、性生活のサポートを! あ、痛い、痛いですよ? ボールペンは人に向けちゃダメって、ばあちゃんが言ってました!」
「すみません、手近にあったもので」
 深々と頭を下げるサイン嬢。しかし、その目は笑っていない。
 せめて笑顔が欲しい。もしくは涙目、出来れば俯き加減で。
 まあ、そんなことはどうでもいい。
「ところで、生活サポートって……?」
 僕はそんなもの頼んだ覚えもないし、第一、そんなお金もない。一人暮らしを慎ましくやっていくだけで精一杯です、はい。
「ええ、これからの生活をサポートさせて頂くよう、私の方に報告書が回って参りましたので」
「えっと……僕まだ老後までは随分遠い予定なんですけど」
「ああ、いえ、すみません、老後ではなくて」
 と、一度区切ってサインは言った。
「死後の生活サポートを。私、そういうものです」
「へ?」
 唖然とする僕の前でサインは笑った。
 ムカつくくらいに、ニッコリと。


というような話を勢いで書いてみたんですけど、続けれるかなあ?
ノリでやってくんでいつ再開するやら。
まあ、テンションあるうちにちょこちょこやってきます。
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