閉鎖した世界。
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08 , 23
知らなかった。
わからなかった。
正確には、見ないようにしていた。

自分の弱さ。自分の中身。自分。それ自体。

目をそらしていたのは、誰でもない。
自分から目をそらしていた。……そういうこと。

誰の目も見れない。
自分の目を見ることすら避けているんだから。
鏡に映る自分の顔が嫌い。
こんな情けない存在がそこにいることが耐えられない。

知らなかった。気付かなかった。
正確には、気付かないようにしていた。
自分が、こんなにも弱くて情けなくて恥ずかしい存在だってことを。
知ってしまったら、気付いてしまったら、もう、立ち直れない気がしていたから。

でも、もう戻れない。
自分がどれだけ弱くて最低な人間なのか、証明してしまったから。

ごめんね。本当にごめん。
知らなかったんだ。わからなかったんだ。
自分がこんなに格好悪くて情けないものだって、自分でもわからなかったんだ。
自惚れていて、甘えていて、都合いいことばかり考えて、悪いことを考えないで、
現実を遠ざけて、都合の悪い自分を全部放り出して、ないことにして、
そうして、ようやく自分を保っていたんだってことを……言えなかった。

壊れていくのが怖かった。
ハリボテの自分が露呈していくのが怖かった。
中身のない薄っぺら、外見さえ保てないへっぽこ。
最初からバレているのに、それでも見栄を張って、ごまかして……。

嫌われたくなかったんだ。
ちょっとでもいい自分を見せて、ちょっとでもマシに見せたくて、
少しでもペースあわせなくちゃ、って思って頑張ろうとして、
でも、少しずつ歯車合わせられなくなってて、怖くなって……。

不満を言ったら嫌われる気がして、何も言えなくて、
だったら、明るく振舞えればいいのに、笑顔も作れなくて、
ちょっとずつ心が何も見ないようになってて、現実逃避してて、
気がついたら、好きなものとか、楽しいものとか、わからなくなってて、
ただ、「今」が壊れていくのが、この「八月」が壊れるのが怖くて、
……目を閉じてしまった。

怖かった。
理由もない、些細な変化さえ怖くなってた。
壊れるんじゃないか、壊れるんじゃないか、
そう思っていたら、本当に壊れてしまって、
壊したくないのに、壊してしまって、
そんなの、俺がただ、壊れていく想像を止めなかったからで、
自分の悪いイメージとか、悲観とか、不幸とか、
それを全て断ち切っていたら、もっと前向きだったら、
こんなことには、ならなかったのに……。

……それでも、まだ目を開けるのが怖い。
逃げる場所なんてもうどこにもないのに、
それでもまだ目を閉じてどこかに逃げようとしている。

ああ。
でも、もうこんな弱音を吐くのも最後にしよう。
吐けば吐くだけ、自分が弱くなっていくから。
せめて、言葉の上だけでも、シャキっとしていないと。
でないと、もう、顔向けも出来ない。

……ごめんね。本当にごめんね。

いつか、自分のことを誇れるようになったら、
一緒に空を眺めて、ただ、そうやって過ごしたい。
もう……多くは望みません。
こんなゴミ屑の願いを叶えてくれた君に、心からありがとうを。

……また、いつか、必ず。
ううん。

いつでもいいから……。
いつでもいいから、呼んで下さい。
空を一緒に見るくらいしか、俺には出来ないけれど、
それしか出来ないけど、それで君がちょっとでも助かるなら、
どうか、呼んで下さい。
いつものクッキーを用意して、君を迎えるから。
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